ウェルビーイング(Well-being)とは、1947年の世界保健機関(WHO)の憲章で提唱された「人々が身体的・精神的・社会的に満たされた状態が続くこと」を指しています。

これからの社会を築いていくには、道徳のチカラを活かして、ウェルビーイングの社会を築くことがとても大事です。しかし、日本の義務教育に道徳が教科化されてからも、なかなかウェルビーイングをかかげて具体的な道徳教育の実践を進めていくことは難しいです。そこで本書は、ウェルビーイングの考え方と、それを実践している貴重な実例を広く教育に関係するみなさんに紹介します。これからの日本の社会を築いていくために、ウェルビ―イングの考え方を道徳教育においてとらえ直した理論と、具体化した実践をまとめた初めての本です。

 


 

<目次>
理論編
・Education2030プロジェクトの背景と日本の教育
・ウェルビーイングを目指す道徳教育
・「日本社会に根差したウェルビーイングの向上」と道徳教育

実践編
・幼児教育におけるウェルビーイング
・初等教育におけるウェルビーイング【実践 小学校道徳科授業(4年生、5年生、6年生)】
・中等教育におけるウェルビーイング【実践 中学校道徳科授業、高等学校道徳科授業】
・特別支援教育、福祉と道徳教育におけるウェルビーイング【実践 小学校道徳科授業(3年生、6年生)】
・教員養成におけるウェルビーイング

 


 

<著者紹介>

東風 安生(こち やすお) 
早稲田大学第一文学部卒、昭和女子大学大学院生活機構研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、北陸大学学長、教授。
著書に『寛容を基盤においた生命尊重の教育に関する研究』(冨山房インターナショナル)、『キャリア形成と道徳教育』(日本学習図書)、『心を育てるみんなのぎもん(全4巻)』(学研プラス)などがある。

 

小泉 博明(こいずみ ひろあき) 
早稲田大学第一文学部卒、日本大学大学院総合社会情報研究科博士課程修了、博士(総合社会文化)。現在、文京学院大学名誉教授。
著書に『斎藤茂吉 悩める精神科医の眼差し』(ミネルヴァ書房)、『斎藤茂吉の人間誌』(彩流社)、共編著に『人間共生学への招待』(ミネルヴァ書房)、『テーマで読み解く生命倫理』(教育出版)などがある。

 

板倉 栄一郎(いたくら えいいちろう) 
新潟大学大学院修了、修士(教育学)。現在、北陸大学教授・学生部長・教職課程委員長。
共著に『戦後道徳教育を築いた人々と21世紀の課題』(教育出版)、『中学校、高等学校、特別支援教育における新しい道徳教育』(学文社) などがある。

 


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