咲くや むくげの花─朝鮮少女の想い継いで
大澤重人著
秀吉軍によって朝鮮から連れて来られ、望郷の念を抱いたまま異国で生涯を閉じた機織り上手な少女をモデルにした絵本『むくげの花の少女』。著者は、この絵本との出会いから、日本と朝鮮との歴史的かかわりを、自らの体験を交えて探っていきます…。そして、偏見を見直し、よりよい友好の関係を築く大切さを自覚していきます。
【目次】
第一章 少女との出会い ─ 私と朝鮮半島/少女の墓/光を当てた女性/読者に発信
第二章 隣国への眼差し ─ 絵本の原点/不幸な歴史観/もう一つの朝鮮赴任
第三章 想いのバトン ─ 11年ぶりの再取材/「郷里」からの訪問
第四章 少女に迫る ─ コロナ下に文献調査/機織り上手な少女/少女はどこから
第五章 黒潮に寄せる想い ─ 加害の地から/被害の地から
第六章 次代への扉 ─ 無知が生む偏見/知る・考える・つながる/日本人って/折れないむくげ
<著者紹介>
大澤 重人(おおざわ しげと)
1962年、京都府舞鶴市生まれ。渡来人歴史館(大津市)専門員。
1986年春~2019年秋まで毎日新聞社に勤務し、編集制作センター副部長、高知支局長、工程センター室長、エリア編集委員などを務める。現在も、多文化共生や非戦をテーマに取材を続ける。
著書に『泣くのはあした─従軍看護婦、九五歳の歩跡』〈高知出版学術賞特別賞〉『心に咲いた花─土佐からの手紙』〈高知出版文化賞〉(以上、冨山房インターナショナル)など
■2021年12月16日『毎日新聞』紹介されました!
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- 投稿者
- 60歳代・男性
- 購入した動機
- 感想
- 高知生まれの高知育ちで、亡き母の出身黒潮町にあるお墓で、高知市と土佐清水市を自家用車で通るときに、何度も寄ってみたい、寄らなければならないお墓なのに一度も立ち寄ったこのとない私はとても恥ずかしく思っています。 高知県教育委員会勤務の際にも、上川口小学校を何度も訪れているのに…。大澤先生の本の読後感は何とも言えない素晴らしく後世に伝えなければならないと思う重たい内容(良い意味)でした。知人のご紹介で大澤先生にもお会いさせて頂く機会を持ちましたが、素晴らしい方でした。もう1冊買わせて頂き、札幌在住の読書好きの御婦人に送らせて頂きました。とても感動されていました。人間としての尊厳を奪う様な行為の不条理をとても感じましたし、今後、二度とこんなことことがあってはならないし、許せないと思いました。強く強く!
- 投稿者
- 60歳代・女性
- 購入した動機
- 感想
- とても辛い悲しい過ちが誰にもどこの国にもあります。やったこと、やられたこと、その時には仕方なかった事もあるだろう。そうせざるしかなかったことも。でも、それを繰り返さないよう生きる事、辛い過去だけに執着しすぎては前に進めない過去を刻んだ上で、他者を許しの免めて生きる事を強く学んだ素晴らしい本です。























