田近洵一 著
明日の実践のために──
国語教育の歩みと課題を説く
国語教育関係者、必携・必備の書!本書は、明治初期の小学教育の発足から国語教育の設置、教科書検定制度の制定、国語読本の発行、教科書国定化、国定読本、そして戦後の指導要領の告示とその変遷……と、150年近くの国語教育の歴史を見直し、国語教育の重要性に立脚しながら、先人たちが「国語」を、「教育」をどうとらえて、どのように実施してきたかを具体的に追究しています。
今を生きる私たちは、何を継承し、何を批判的に乗り越えていくべきなのか、重要な課題が提示されています。
<著者紹介>
田近 洵一(たぢか じゅんいち)
1933年、長崎県島原市生まれ。横浜国立大学卒業後、川川崎市、東京都で小・中・高の教壇に立つ。横浜国立大学助教授、東京学芸大学教授、早稲田大学特任教授を歴任。東京学芸大学名誉教授。所属学会は、日本文学協会(委員長)、全国大学国語教育学会(常任理事)、日本国語教育学会(理事長)、国語教育史学会(会長)等。
『現代国語教育への視角』(教育出版)、『国語教育の方法―ことばの学びの成立』(国土社)他、共編著100冊余。

 

現代国語教育史研究

定価:4,180円(本体3800円+税)

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2013年7月10日
ISBN978-4-905194-59-0 C3037