ふくだじゅんこ 絵
北原白秋 訳

・全国学校図書館協議会選定図書

詩人・童謡作家=北原白秋
気鋭の絵本作家=ふくだじゅんこ
時空を超えたコラボレーションが織りなす、美しくも摩訶不思議な「まざあ・ぐうす」の・こゆ~い世界! 北原白秋訳『まざあ・ぐうす』より着想を得て誕生した、絵本作家ふくだじゅんこによる美しく独創性あふれる画本。大正ロマンの雰囲気と異国情緒がミックスされ、『まざあ・ぐうす』の新たな魅力がたっぷり味わえます。2000年、本作品の原画でイタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選!(編集担当H)

<著者紹介>

北原白秋 (きたはら はくしゅう)訳

1885年福岡県生まれ。詩人、童謡作家、歌人。鈴木三重吉が創刊した童話と童謡の児童雑誌「赤い鳥」に、1920年(大正9年)より「英国童謡訳」(マザー・グースの唄)を発表する。21年、それら130篇が一冊にまとめられ『まざあ・ぐうす』として出版。我が国におけるマザー・グースの本格的紹介をはたした。代表作に詩集『邪宗門』『思ひ出』、歌集『桐の花』や、童謡集『からたちの花』などがある。1942年没。

ふくだじゅんこ 絵
1961年岐阜県生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒。グラフィックデザイナーを経て、絵本の制作を始める。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(2000年~2002年)。第5回ピンポイント絵本コンペにて最優秀賞受賞(2004年)。 作品に『こぐまくん、ないしょだよ』(大日本図書)、『あまいね、しょっぱいよ』(グランまま社)、『どろぼうがないた』(杉川としひろ作 冨山房インターナショナル)などがある。