『情報ということば(修訂版第一刷)』一部無料公開について
☆森鷗外は「情報」ということばの一ユーザーにすぎない。
「現代社会に欠かせない“情報”。このことばの成り立ちについて、巷間では“森鷗外造語説”が流布していますが、それ以前に“情報”の多くの用例があり、また鷗外の軍事訳書は人の目にふれることが殆ど無かったために、“情報”の普及にほとんど寄与する機会が無く、鷗外造語説は単なる俗説に過ぎない(小野厚夫談)」。
著者は、今から36年前に、明治以降の「情報」ということばの用例を調べ、日本社会にこのことばが誕生してから根付いていくまでの履歴を辿ってこられました。今年は「情報」ということばが誕生してからちょうど150年になります。その間にどのように変遷してきたのかをより多くの方に正しく知っていただくために、「情報」に対する鷗外の寄与を否定する部分を、一部、無料公開することにいたしました。
これらは鷗外の小倉左遷説を補助する資料としても役立つと思われます。版元として、この知見を世に問う窓口となれば幸いです。
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