徳川時代の日本とスペイン・メキシコ 幅広く、色彩豊かな絵巻物 江戸時代初期の1609年に千葉県の御宿に漂着したスペイン系メキシコ人、ドン・ロドリゴの数奇な足跡と、
彼と家康との直接交渉を追った、いまだ解明されていない歴史の、史実に基づいた感動の物語です。
当時の日本の対外関係や、世界列強の植民地政策の実情、家康の政策と考え方などがロドリゴ を通して生き生きと描かれています。

【目次】
第一章 天正少年使節
第二章 無敵艦隊
第三章 メキシコの大地
第四章 マニラの日々
第五章 ここはジパング⑴
第六章 ここはジパング⑵

 


 

<著者紹介>
岸本静江(きしもと しずえ)

千葉県習志野市出身。東京外国語大学スペイン科卒。NHK国際局ヨーロッパ・中南米向けスペイン語放送班勤務。時事通信社国際部中南米向けニュース翻訳・送信班勤務。1980~82年、家族と共にメキシコ在住。現在、各所でスペイン語を教えるかたわら、翻訳、創作、エッセー、その他の執筆活動および講演活動に従事。文学グループ「槇の会」同人。
著書『太陽の国の陶芸家』『コーヒーを挽きながら』(共に文園社)、『ユニーク個人文学館・記念館』(共著、新人物往来社)訳書M.A.アストゥリアス『マヤの三つの太陽』(新潮社)、J.L.ボルヘス『エバリスト・カリエゴ』(国書刊行会)、『世界短編名作選 ラテンアメリカ編』(共訳、新日本出版社)、その他。

 


 

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