矢崎祥子 著

─ことば・文化・自然・社会─
現代を直視する言語学者鈴木孝夫その学問の形成過程と理論は私たちに多くのことを教えてくれる
私たちにとって何が必要か、何が人生に充実をもたらすのかを考える。言語学者として鈴木孝夫は、多くの人がなるほどと感心する考えを世に出しているが、鈴木自身にはどのような出会いがあったのだろうか。
本書は、言語学者鈴木孝夫の生い立ちから、本当の意味で自立するまでをまとめてみたものである。…本書が、鈴木流言語学の流れを示す手がかりの一つとなれば幸いである。 「はじめに」より
<著者紹介>
矢崎 祥子(やざき さちこ)
1944年生まれ、東京都出身。慶応義塾大学文学部卒業。
数年の会社勤務後、家庭に入る。家庭で英語教室主宰。子育て終了後、サンシャイン日本語 学校講師。鈴木孝夫教授に師事するため聴講、のち杏林大学大学院の国際協力研究科に社会人入学。 杏林大学大学院博士後期課程に進み満期退学。大東文化大学非常勤講師、和洋女子大学非常勤講師。 「音読み、訓読みについての考察─「好同種性」の検証」(1998)、「個人歌集をさらに楽しむための試論 短歌にみる表現と表記(1)」(2014)など、『言語と交流』誌(言語と交流研究会)に毎号論文を発表。

言語生態学者 鈴木孝夫

定価:1,980円(本体1800円+税)

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2014年11月19日
ISBN978-4-905194-83-5 C0080