鈴木孝夫

地球と人類、世界と日本の過去・現在・未来を 鳥瞰した必須の提言 現在の日本を代表する知的巨匠が、言語学の長年の研究から 日本語の特性を説明し、今の世界の政治・経済のままでは地 球と人類が滅亡してしまう危機にあり、それを救うには、優 れた特性のことばを持ち、可能な限り共存に努めようとする 文化を有する日本が世界を導いていくべきだ、と分かりやす く語ります。

鈴木孝夫、初の講演集

【内容】 ※ 日本は今や借り物ではない自前の世界経綸を発信すべき立場にある
※ 世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう
※ 言語・文化の多様性とは環境変化から人間を守る緩衝装置だ
※ グローバル化時代を迎えた日本の大学の中心は文学部だ
※ 今、日本に最も欠けているものは国家的対外言語戦略だ
※ 日本語と日本文化が世界を平和にする
※ 今、日本語を世界に広めることにどんな意味があるのか
※ 人間の言語の起源と仕組みについての私の研究姿勢
※ ことばは子どもの未来を拓く

<著者紹介>

鈴木孝夫(すずき たかお) 

1926年東京生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は言語生態学、言語社会学、文化意味論、外国語教育等。慶應義塾大学医学部予科、同大学文学部英文科卒業。慶應義塾大学教授、イリノイ大学、イェール大学教授、フランス高等社会科学研究院客員教授等を歴任。著書に『ことばと文化』(岩波書店)、『武器としてのことば』『閉された言語・日本語の世界』(新潮社)、『人にはどれだけの物が必要か』(中央公論新社)、『あなたは英語で戦えますか』『鈴木孝夫の曼荼羅的世界』(冨山房インターナショナル)等多数


 

言語生態学者 鈴木孝夫講演集

世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう

定価:1,980円(本体1800円+税)

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2019年10月19日
ISBN978-4-86600-073-2 C0080