「情報」ということばが日本で造語されてから日本語として一般化し、定着するまでを中心に、これまで「情報」ということばがどのように使われてきたのか、その履歴をたどる。
第1章 「情報」の初出 フランスの陣中軌典訳/酒井忠恕/訳本の普及 第2章 陸軍における「情報」 「情報」の公用語化/「情報」と「状報」/戦術教育と情報教育/「情報」と「諜報」 第3章 「情報」の一般化 日清戦争と「情報」/北清事変と「情報」/鷗外と「情報」 第4章 第二世代の「情報」 明治後期の「情報」/辞書と「情報」/大正期の情報政策 第5章 「情報」の暗黒化 情報委員会から内閣情報部へ/太平洋戦争と「情報」 第6章 現代の「情報」 情報化社会/情報とは
<著者紹介>
1936年、仙台市生まれ。東北大学原子核理学科博士課程単位取得中退。理学博士。理化学研究所研究員、高エネルギー物理学研究所助教授、神戸大学教授、大手前大学教授を歴任、神戸大学名誉教授。 専門は原子核および素粒子物理実験、情報科学。オンライン・コンピュータ、電子工学系、泡箱写真自動解析装置、中性子ラジオグラフィー、衛星画像による植生解析などの開発研究に従事。主な著書は、「情報科学概論」(共著、培風館、1992年増補)
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2016年5月20日 ISBN978-4-86600-009-1 C0081
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