吉田 善一 著
十九世紀末に書かれ、日本の近代物理の礎を築いた名著が、気鋭の工学博士の現代語訳・新注記によって蘇る!
中でも、日本が近代機械文明の波にいざ乗らんとするとき、その土台となった「熱学」に焦点を合わせ、現在の物理・工学をふまえて再構成。「理科離れ」の時代に抗う、幻の名著の復活です。
<著者紹介>
吉田 善一(よしだ よしかず)
1957年、兵庫県明石市に生まれる。筑波大学物理工学科卒業。 電機メーカーを経て、1995年より山梨大学機械システム工学科助教授。2000年より東洋大学機械工学科教授、2007年より同大学工学部長。工学博士。
専門は、プラズマ、レーザ、イオンビーム。
主な著書は、「マイクロ加工の物理と応用」(裳華房 1998年)。 「企業研究者のキャリア・パス ー物づくりのリーダーへの道」「和の人間学」(冨山房インターナショナル)。

酒井佐保の熱学教科書

定価:1,430円(本体1300円+税)

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2007年3月28日
ISBN978-4-902385-29-8 C3042