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第60回

2012年2月17日(金) 18:30~20:30

「脳科学は総合的人間科学をめざす」

 

宮下保司さん(東京大学教授、日本学術会議会員)


 

 

今回のデザート


【参加者からの言葉】
質問ができる時間がたくさんとってあり、良かったとは思いますが、もう少し宮下先生のお話を聞けたらよかったかなあと思います。脳科学のお話、もう少し聞きたかったです。
私は3DTVやハイビジョンTV(200万画素)次世代スーパーハイビジョンTV(3200万画素)など、近々は光トポグラフィーなどの設計開発をやっている人間ですが、光トポグラフィーで心語りというALS患者のための機器も作っています。脳を定量的に客観的に計測する方法やアイディアがあれば、物を作るのは得意なので、何か機器や脳に対する計測のタスクや方法はないものか?考えています。日本は今物作りをやる人が少なく憂えています。
加齢に伴う色彩に変化がないのでは…ほっとしました。色を楽しむことが高齢になってもできるということに安心しました。
もう少し専門的なところも聞いてみたいです。(ボディマップ、可塑性、無意識、ゆらぎ…。)
今日残った話を聞きたい。
デモンストレーションがあって、わかりやすかった。
時間が不足していた。PCの故障のためもあったか、実質1時間であるので、焦点をしぼって話してほしかった。人によって見えるものが違うということは、真理は場合によっては主観的であって、客観的真理は存在しないのか?
やさしい語り口で、聞きやすかったです。話題としては、宇宙や生命のことをたくさん扱ってほしいです。
先生の知識と人間性の深さに感銘を受けました。貴重な時間をありがとうございました。
見ることに遺伝がかかわっていること!違って見える世界、では本当の世界は?
盲点を調べる資料が事前に渡されず、一緒に試してみることができなかったのが残念でした。こういうことのないよう、受付時に資料はしっかり整えておいてほしいです。低価格で最先端の情報や研究に触れることができ、とてもユニークでありがたい試みだと思います。何がわかっていないのか、を探求することが科学だと聞きますが、私たち人類は本当に無知であることにやっと気づいたのだと思いました。
エキサイティングなお話でした。いろいろ考えさせられます。
脳、心そして天を含む世界にとても興味があります。今日はパソコンのこともあって、時間が途切れた感ありでした。テーマをしぼって、深くお聞きして、再度またお聞きしたいです。

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