「ぼくの名はシュヌル。青い目の典型的なおすネコだ。ぼくは現在、おそろしくでかい二本脚のところに住んでいる。毎日いろんなことが起こるんで、日記をつけることにした。まあ、読んでみてくれ」 ネコのシュヌルが緑と花いっぱいの野原で生まれ、挫折と放浪のはてに愛する家族と幸せに暮らすまでの波瀾の半生を、ありのままにつづったネコ的私小説。