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神保町 出版社 絵本 - 冨山房インターナショナル
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家族で絵本を楽しむ会



★ 絵本の会 開催予定 ★
次回の絵本の会は6月21日(土)14時から開催予定です!

皆様のお越しをお待ちいたしております!


会長 坂本喜杏
(冨山房インターナショナル)
真心込めてお書き下さった著者の先生のお原稿そして装丁の先生のお作を、編集・印刷・製本し出版するという仕事に携わっておりますと、出来上がった本を皆様にお届けするにあたり、著者の先生のお心をお届けするご用ができたのかしらと、読者の皆様のお気持ちを察する事が多々ございます。
お子様の為の本であれば、なおのこと本を手にとられるお子様のお姿を思い巡らして、次の打ち合わせを進めるのが常でございます。いつか、多くの皆様のお声を取り入れて本を作りたいと夢見るようになりました。

この度、私共の心をおくみとり下さった素晴らしいお仲間の応援を頂き、夢への一歩へとつながる「家族で絵本を楽しむ会」の集いが実現しました。ご賛同を頂けるのか、楽しみと不安で一杯でございましたが、第一回目は赤ちゃんからおじい様おばあ様までお集まり下さいました。
驚いたことは、長いこと児童教育を重ねられた古川先生の、気負いの無い自然体で「かいじゅうたちのいるところ」をお読み下さると、大はしゃぎしていたお子様達がまっしぐらに本の中に飛び込んでいってしまった事でした。その目の輝きはどんな大人もかないません。一瞬一瞬の貴重な体験が、常にお子様たちの想像力をかきたてているのだと感じました。自然に涙がこみあげ、すべての皆様に感謝をさせて頂きました。「本」を通じてご参加の皆様と共に色々な事を学んでいきたいと存じます。皆様のご参加を一同心よりお待ち申し上げております。



「家族で絵本を楽しむ会」事務局長  平本和博
最近、また絵本ブームだと云われています。若い女性を中心に絵本を買い求める人が増えています。一時的なトレンドかも知れませんが、たとえ何となくでも絵本を手にとって開くことは新しい世界への第一歩です。絵本を身近に感じてもらうことが大切なのです。何でも良いから触れてみよう、感じてもらおう、このような考えから生まれたのが「家族で絵本を読む会」です。だれもが自由に参加でき、絵本をお友達に、家族で素敵な時間を過ごすことができるような会にしたいと思っています。この会は、決して子どもたちだけを対象にしたものではありません。家族のみなさんの会なのです。

第一回の発足時からこの会の柱となっていただいているのが古川伸子先生です。古川先生は幼児教育の指導者であると同時に、実際に幼稚園の園長さんとして教育現場にいます。現場での経験豊かな古川先生の協力があったからこそスタートできたのかも知れません。また冨山房インターナショナルの坂本喜杏社長のがんばりが、この会を持続させている大きな原動力です。

この会は、多くのボランティアの方、そしてその場に参加してくださる家族のみなさんに支えられて成り立っています。参加者全員がこの会をもり立てていくのだと思います。昨年9月に第一回「家族で絵本を読む会」を開催し、早くも第四回を迎えることになりました。今後この会がどのような形で発展していくのかわかりませんが、だれもがこの会に参加することが楽しいと思えるならば、いつまでも続いていくことは確かでしょう。



古川伸子
幼稚園の年中組のコウキは友だちが大好き。いつも誰かを追いかけっこ、ふざけっこをしています。今日もジュンやケンジと追いかけっこ。あんまり夢中になり、そばでままごとをしているアヤカやマリにも抱きついて、逃げると追いかけていきます。いやがるマリは床に倒されて大泣きです。それも、まだやめません。
とうとう先生が止めに入り「コウキくん、お友だちがいやがることを何回もしているので、もうお友だちと一緒に遊べません!園長先生のお部屋にいきましょう」
今度はコウキの泣く番です。園長室に一人置いていかれたコウキの泣き声は一層大きくなりました。
「コウキくんどうしたの?」という園長の問いかけに「お友だちのいやがることしたの」「そう困ったわね。どうしたらいい?」「あのね、あのね、やめようと思っても、またやっちゃうの」ヒックヒック泣きじゃくりながら、やっとの告白でした。「じゃあ みんなに、コウキくんのしたことをきいてみましょう」
園長先生とコウキはクラスに戻り、みんなに聞いてみることにしました。「コウキくんとふさげるのが大好きな人?」「ハーイ」と手をあげたのはジュンとケンジ三人だけ。「コウキくんがふざけるのはいやな人?」クラス全員の子どもが一斉に「ハーイ」と手をあげました。
「ほらね。ジュンくんとケンジくんは、コウキくんふざけっこが大好きなのね。他の人はみんな、いやなんだって。わかった?」コウキは大きくうなずきました。
コウキのお腹の中には、ときどきかいじゅうがあらわれるのでしょう。そのかいじゅうは、とても強くて怖いものなし。現実の世界はなにも見えなくなって、自分の世界だけで大あばれしてしまうのです。
センダックの「かいじゅうたちのいるところ」は、子どもが育つ過程で一度はみんな経験していることなのです。ふっと現実の世界に戻ったとき自分の行動にびっくりし、やさしさをとり戻します。絵本の中のマックスも、ぬいぐるみを着たら、すっかり気分は、かいじゅうになって大あばれ。でもマックスはお母さんのつくったおいしいごはんの匂いでわれにかえりました。ああよかった!この絵本を描いた、センダックさんは、なんてすてきな方でしょう。

 

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